第56号
  21世紀最初のケロケロ通信です             2001,1,22

本年もよろしくお願いいたします

 合成化学物質汚染、環境ホルモン、地球温暖化などが示しているように、残念ながら私達人類がかつて想像していたほど、この母なる地球の包容力は大きくはありませんでした。
 そしてまた我々人類は、地球の生態系の一員として、この地球の環境の中だけでしか生きてゆけないこともはっきりしてきました。

 20世紀とは、 子供(人類)が大きくなって、母(地球)の手に負えなくなった、そういう時代でした。
 21世紀は、大人になった人類が、傷ついて疲れた母(地球)をどういたわって長生きしてもらうかを考える時代です。
 20世紀に人類がしてきたことを徹底的に検証して、この地球の生態系の中で、どう折り合いを付けていけば人類が永続的に生きていく事ができるのかを模索する、それが21世紀初頭の最大の課題です。

真冬に産卵するカエルを知っていますか
 山際にある我が家の田んぼには、小さな池があります。池と言うより水たまりといった方が当たっています。山から湧きだした水がたまっているのです。
 この池には毎冬、1月の中旬から2月にかけての一番寒さの厳しいこの時期に、アカガエルが産卵にやってきます。
 ふつうカエルや虫たちは冬眠していると思つているでしよう?
 この厳寒の中にも、やがてやってくる春の気配を敏感に感じ取っているのでしょうか。 他にもここには、2月の中旬頃からカスミサンショウウオも産卵にやってきます。そして3月になるとオタマジャクシが一斉に泳ぎだします。
  

かき餅を作りました 
     4種類ミックス300c入りで700円
        白 ・・・ 餅米、塩
        青 ・・・ 餅米、白ごま、青のり、塩
        黒 ・・・ 黒餅米、黒ごま、塩
        黄 ・・・ 餅米、クチナシ、きび砂糖
   

ドブロクは文化だ!! ・・・ドブロク作り講習会のお知らせ・・・
 明治の富国強兵策で酒税法ができるまで、酒作りは自由に行われていました。味噌や醤油を作るように酒も造っていたのです。そして、ドブロク作りは、実は味噌作りよりもむしろずっと簡単なのです。
 澱粉を糖に変える消化酵素を持った人類が、穀物と出会えば酒ができるのは当然の成り行きです。 何しろ我々人類は、猿の時代から酒を造っていたのですから。そして、文化、特に農村文化はこのドブロク作りによって育まれてきたのです。(・・・かな?)

 と言うことで、前置きが長くなりましたが、毎年恒例になった、親睦会をかねた「ドブロク作り講習会」を行います。(当然、有機栽培の山田錦です
 米を蒸してコウジと水と酒母を加えて、後は持って帰って一日一回混ぜるだけ。待つこと1ヶ月、美味しいドブロクの出来上がりです。
 いつものようにお昼はみんなで鴨料理を作って酒盛りです。まだ来たことのないあなたも、是非遊びに来て下さい。

     早く来れる人は、材料運びなどの準備も手伝って下さい。(自宅)

  日 時: 2月11日(日曜日) 10時頃〜16時頃
 会 場: 上別府公民館
 参加費: 1000円・・食事の材料費など(大人だけ)
        
  ※ ドブロクは米やコウジ代など材料費が1セット1700円かかります。(約2升のドブロクができます)持ち帰りの方は仕込みの都合がありますので、セット数を事前にご連絡下さい

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