第51号
                                 2000,7,24

やっぱり今年も雑草は生えてくるのネ
            
 草が生えないようにとあれこれ工夫を凝らして田植えをしたつもりなのですが、この時期になると結局いつものように田んぼをはいずり回ることになってしまいます。
 3/4の田んぼでは、うまくいっているのですが、残りの1/4は草がかなり生えてきました。1/4といっても1haあります。夏中はい回っても終わらないくらいの充分な面積です。上の写真は稲の間にコナギがびっしり生えている様子です。こうなると手取り除草では追いつきません。網張りをして、親鴨の出番です。

頑張れ実習生  
 夏休みに入った7月21日から5日間という事で、遠賀高校から男子5名、女子2名の計7名が、我が家に農業実習に入っています。

 学校の行き帰りに鴨が泳ぐ田んぼを見て、合鴨農法に興味を持ってくれたようです。初日、2日目はみんなでヒエ取りをしました。初心者にはヒエと稲を区別するのがなかなか難しく、悩んだり考えたり、ぬかるむ田んぼの中で腰を曲げたまま伸ばすことが出来ません。猛暑の中、とてもつらかったようです。

 3日目、4日目は鴨を入れるための網張りをしました。
    
 外から見るのと違って、実際に作業をすると、とても手間がかかることに驚いているようでした。
 こうして我が家の田んぼで作業をすることが、有機農業の意味や、自然環境のことを気にとめながら生きていける、そんなきっかけになってくれればと思っています。

35年ぶりの再会に感動
 5月にあった川さらえの時に偶然捕まえたのですが、ここ高家の川にもドジョウが生きていたのです。親指の太さで20pはあろうかという立派なドジョウです。私が小学生の高学年の頃、およそ35年も昔、農薬で姿を消してしまってからはその姿を見ることはありませんでした。てっきり絶滅してしまったものと思っていました。
 ところが先日、今度は田んぼの中で今年生まれたドジョウを発見しました。下の写真がそうです。体調約6pまぎれもない若ドジョウが田んぼの中で育っていたのです。高家地区の自然の回復と受け止めてもいいかもしれません。

    

米袋が製造中止に
 長年つかってきた「合鴨米」の米袋、サイドにエアー抜きのバルブがついていて、エアーが抜けたら戻らないようになっています。ところがこのバルブ付の袋の製造をメーカーが中止してしまいました。このような高性能の袋は他のメーカーにもなく、せめて虫が入らない程度の袋です。
 新しいメーカーが決まるまでは袋が色々変わりますのでご了承下さい。


         戻る        トッブページへ